鷹野景子 研究室

       鷹野景子(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 理学専攻 教授 )
             (お茶の水女子大学理学部化学科)                         

  <コンピュータケミストリの紹介>   
     
   コンピュータケミストリ (計算化学)をご存知ですか?

 高校の化学には登場しない新しい分野です。化学のあらゆる分野の研究に、現在では必須の役割を果たしています。結合の性質や化学反応の過程や機構をコンピュータシミュレーションによって調べることができます。現象を説明するだけでなく、予測の可能性を追求しています。
 お茶大理学部化学科では、1年次の基礎化学の一部で量子化学の導入を行い、2年次の構造物理化学(必修)と量子化学、4年次の計算化学と3コマ+αの計算機実習も取り入れたコンピュータケミストリの教育が充実しています。大学院(博士前期課程)においても、量子化学特論というさらに進んだ計算化学の講義実習を用意しています。
 コンピュータケミストリを学び、化学の新しい領域を共に開拓していきましょう。

<研究内容と卒業生の進路>

 当研究室では、コンピュータを駆使して、有機化学・無機化学・生命化学といった化学の様々な分野の課題に取り組んでいます。

平成8年度より卒業生を送り出しています。
その進路は、コンピュータメーカやソフトウエア会社のシステムエンジニア、製薬会社の研究員(バイオインフォーマティクスや分子設計、構造活性相関など)、そして、本学および他大学への進学などです。

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