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スタッフ紹介

2016年5月24日更新

数学教室スタッフ一覧

大学院人間文化創成科学研究科およびお茶大アカデミックプロダクションに所属する10名が数学教室の構成員です。
10名中3名と女性教官が多いのが特徴です。

スタッフ一覧
役職 氏名 専門分野 個人ページ
教授 真島 秀行 複素領域における微分方程式論  
塚田 和美 微分幾何学  
中居 功 幾何学(WEB幾何学),位相幾何学(特異点論、複素力学系)
横川 光司 * 代数幾何学,ホモトピー数学
准教授 大場 清 位相幾何学
戸田 正人 幾何学周辺 学科
  萩田 真理子 離散数学  
山下 真 作用素環論,非可換幾何学 学科
講師 成田 (古谷) 希世子 関数解析学(特に,発展方程式と偏微分方程式)
堀江 充子 代数的整数論

氏名をクリックすると教員研究者情報が見られます。は女性教員。( )内は旧姓。*は28年度学科主任。

教官からのメッセージ

真島 秀行 塚田 和美
子供の頃から算数・数学が好きで,高校2年生の頃に数学者になる夢を抱き,幸い実現しました.専門は微分方程式論,特に漸近解析を用いた複素領域における微分方程式論です.この学問の発祥の一つに,過剰虹という虹に付帯して見えるものの解析があります.他にワイングラスやガラスなどに光が通ってできる模様の解析にも関係があります.今後,見る機会があったらよく観察してください.そしてなぜだろうと考えてみましょう. インゲンマメのつる,閉じた枠に張られる石けん膜,シャボン玉,から宇宙までいろいろな形を主題に数学も挑むことができます.様々な問題に様々なアプローチ,そして応用.興味をもったら,始めて下さい.応援します.
中居 功 横川 光司
三平方の定理はいつも不思議な感じがします.私の一番気に入っている証明は,平面を一辺A,Bの大小の正方形で市松模様に敷き詰めるものです.この平面は一辺Cの正方形だけで模様に対して少しななめに敷き詰めることもできます.これらの敷き詰めたタイルを数えて比べると定理がわかります.なんだか湯舟につかってタイルをながめているピタゴラスになった気分で愉快になります. 専門は代数幾何学といって,高校で学ぶ二次曲線のように代数的な式で定義される幾何的な対象を研究する分野です.これらの対象は整数論や物理にも自然に現れ,暗号などにも応用されています.興味は代数幾何に限りませんが,数学を通して自然の法則を理解したいと思っています.大学では,代数関係の講義を受け持っています.大学で数学を学んで行くと,想像もつかないような神秘的で美しい対象がごろごろ出てきます.ぜひ,大学で一緒にこの神秘的な対象を研究しましょう.
大場 清 戸田 正人
地球上にいる人が周りの狭い範囲にしか目が届かない場合,あたかも大地の表面がどこまでも続く平面であるかのような錯覚を起こします.また,もし地球が巨大なドーナツのような格好をしていたとしても同じような錯覚を起こすことでしょう.この “平面” “球面” “ドーナツの表面”のような,全体を鳥瞰できなければなかなかわからない,ある意味では大雑把な図形の性質に興味をもって研究しています. 私の専門は微分幾何ということになっていますが,ここ2ー3年は三次元の位相多様体や双曲多様体に興味があります.微分幾何よりも位相幾何や代数のほうに近いスタンスで研究しています.数学の研究を始めてそれまでは大域解析という微分幾何と非線形解析の間の分野を研究していました.広く浅くとか深く狭くとかいうよりは,その時興味を持ったことをやってきました.興味がないことをするのはしんどいと思うので,なるべく興味がわくように講義ができればと思っています.
萩田 真理子 山下 真
数えることが大好きで, 組み合わせ論の研究をしています.研究には大学1,2年生で学ぶ代数学の性質をよく使います.最近,これまで研究してきたことが実際にどこかで使われるようになったら素敵だなと思ってアルゴリズムの勉強を始めました.現在は, 暗号理論, 擬似乱数の配置問題, 符号の存在条件,グラフの彩色問題など, 情報科学に現れる組み合わせ論の問題に取り組んでいます. 無限次元の線形代数を仲立ちに解析・代数・幾何の様々な分野の発想が交錯する作用素環論・非可換幾何を研究しています.図形の中でものが動く様子や,離散群や量子群といった代数的な対象を,普通の図形と同じように理解する方法を探す面白い分野です.
一つの対象・現象をいろいろな面から眺めて,そこに潜む面白い性質が様々な形で姿を現しているのを見つける喜びは格別なものです.そんな発見がみなさんもたくさんできるようにお手伝いできれば嬉しいです.
成田 (古谷) 希世子 堀江 充子
専門はその理論の発展に多くの日本人研究者が寄与している発展方程式論(無限次元空間での常微分方程式論)とその応用としての偏微分方程式論です.
方程式の解が存在する関数空間の構築とその偏微分方程式への応用として量子力学などで使われるファインマンの経路積分を数学者の立場から研究しています.
自然数の世界では足し算,掛け算は自由に行えますが,自然数を元にして加減乗除を自由に行うには有理数というものを導入しなければなりません.さらに,有理数係数の代数方程式が自由に解けるということであれば,代数的数というものを考えることになります.一般に,5次以上の代数方程式には,有効な解の公式は存在しませんが,代数的数は複素数として捕えることができます.
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