ページの本文です。

教員紹介

2016年5月25日更新

教員とその専門分野

教員とその専門分野(名前をクリックすると各教官の業績リストを御覧になることができます。)
名前 専門分野 連絡先
浜谷 望 結晶物理学、極限物性学 hamaya @ phys.ocha.ac.jp
森川 雅博 宇宙物理学、非平衡の場の理論 hiro @ phys.ocha.ac.jp
出口哲生 統計物理学、数理物理学、ソフトマター物理 deguchi @ phys.ocha.ac.jp
小林 功佳 物性理論、表面物理学 sakura @ phys.ocha.ac.jp
古川 はづき 強相関電子系の物性実験、中性子散乱 furukawa.hazuki @ ocha.ac.jp
奥村 剛 ソフトマター物理、化学物理など okumura @ phys.ocha.ac.jp
曹 基哲 高エネルギー物理学、素粒子物理学 cho @ phys.ocha.ac.jp
外舘 良衛 物性物理学、特に磁性体物理学 todate @ phys.ocha.ac.jp
梅原 利宏 物性実験 umehara @ phys.ocha.ac.jp
番 雅司 量子情報理論、非平衡統計力学、量子力学基礎 m.ban @ phys.ocha.ac.jp
北島佐知子 量子情報理論、非平衡統計力学、量子力学基礎 sachiko @ phys.ocha.ac.jp

※@の前後には意図的にスペースを入れています。メールを送るときは、スペースを取り除いてください。

研究室訪問

森川雅博(もりかわ まさひろ:宇宙物理)

お茶大宇宙物理研究室では、宇宙に少しでも関わることを各人それぞれ自由に研究し議論しています。たとえば、重力によって作り出される天体の構造や進化を調べて、宇宙の観測データを使ってそれを検証していきます。重力は遠くまで届く力なので、システム全体が協調して進化するところが地上の物理と違うところです。また、宇宙の爆発的な最高エネルギー現象に対して、信号の時間系列を解析して天体を類別したり、銀河の分布や速度の分布に対して新しい統計を試みたりしています。そのほか、宇宙のごく初期にあったはずの銀河の種がどのように作られて成長するのか、あるいはブラックホールの蒸発にともなう情報量の変遷、なども調べています。個性ある天体は美しく魅力的で、神秘な宇宙はロマンを掻き立てますが、我々はそのような1次的な美しさでなく、そのような個性ある美しさを発現する背後にある普遍的な論理を追究しているのです。

この研究室では、高校のときの物理や地学が気にいらなかったとしても大丈夫です;高校の数学が好きでたくさん計算した経験があれば充分なのです。もっと重要なのは、自然に対して自分の持っている疑問や問題を大切にして持ち続けることです。それがどんなに小さなことでも、ほかの人が全然興味を示さなくても、それを自分の言葉でうまく表現できなくても、それが奇麗でもなく神秘を感じさせるようなものでなくても、自分の感性を信じて大切に育ててください。その疑問や問題は、仲間との議論を通じて形を変えどんどん発展していくでしょう。我々は常にそうしていますし、皆さんも議論の輪に入り自分の問題を発展させてみませんか?

古川 はづき(ふるかわ はづき:強相関電子系、中性子散乱)

古川研究室では『強相関電子系』をキーワードとして磁性体や超伝導体等における様々な状態変化(相転移現象)について研究を行っています。物質中の電子と電子の間には、クーロン相互作用という反発力が働きます。普通、金属中の電子の運動は、この相互作用が無視できる程小さく、それぞれの電子が自由に飛び回る“自由電子ガス”として取り扱うことができます。ところが、時としてその振る舞いを自由電子ガスとしては取り扱えない場合が出てきます。つまり、周りの電子の存在が直接その電子の運動に影響を与えるという場合です。このような系を“強い相関(相互作用)が働く電子系”ということで、『強相関電子系』と呼びます。『強相関電子系』では、ふつうの金属とは違った特異な性質が現われることがあります。その代表が“ゼロ抵抗”、“マイスナー効果”等で有名な超伝導現象です。現在、古川研究室では、超伝導現象と磁性(物質の持つ磁石的性質)の関係を研究しています。

古川研は実験系の研究室です。ですから、実際に自分達で試料を作り、いろいろな実験手段を使ってその物質の性質を解明していきます。研究室では、みんな、毎日、毎日、お互いに助け合いながら積極的にがんばっています。その様子は、ほとんどジャングル探検隊!!(協力体制が大切だ!)。実際にどんなことをやっているか、興味を持つ方はいつでも研究室に見学にきて下さい

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加