ホームお知らせ > 平成24年度「科学英語U」講義開講

平成24年度「科学英語U」講義開講

2012年09月11日
 10月5日から平成24年度後期特設授業「科学英語U」を開講します。
 平成24年度前期に行われた「科学英語T」に引き続いて、後期特設授業として「科学英語U」を10月5日から開講します。

[科目名] 科学英語U(12N0051)
[対象学生(標準履修学年)] 理系(理学部、生活科学部)1-4年
[開講日時] 毎週金曜日 1・2時限 9:00-10:30 (10月5日より)
[場所] 生活科学部本館124室
[講師] 岡村 浩司 (国立成育医療研究センター 研究所 システム発生・再生医学研究部組織工学研究室長)
[内容] シラバスをご覧ください  (webシラバスについてはこちらへ)
 理系の学術論文に用いられる英語は、会話表現とはもちろんですが、例えば入学試験に使われる英語の文章と比較しても明らかに異なっています。これまでの英語教育ではこのような違いを習う機会がなかったと思われますので、本講義では、論文執筆に不適切な表現と適切な表現の違いを理解し、カジュアルな文章とフォーマルな文章を書き分けられるようになることを目標とします。実際の授業においては、理系学術論文の紹介記事を履修生各自が自分の興味に従って選び、読み、スライドを使った英語によるプレゼンテーションを行い、教員を含めた参加者全員で英語によるディスカッションを行います。そしてその紹介記事を題材として、英語表現についての解説を行います。

 語学のスキルは一朝一夕で身に付くものではありませんが、高等学校卒業程度の基本的な英語の知識を持っていれば、学術論文で使われる英語の構造を理解することはそう難しくはありません。本講義で課せられた毎週2報ないし3報の記事を読むことはたいへんかもしれませんが、次第に慣れてきますので、あきらめずに努力を続けて欲しいと思っています。半年で自然科学のさまざまな分野にわたって30報もの最新研究に触れ、ディスカッションを行うことになりますので、語学というよりもこの点を重視して本科目の履修を検討してください。
<連絡・問合せ先>
国立成育医療研究センター 研究所 システム発生・再生医学研究部 組織工学研究室
岡村 浩司(03-5494-7120 内線 7708)