ページの本文です。
2025年7月2日更新
Curriculum | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
---|---|---|---|---|---|
講 義 科 目 |
必 修 科 目 |
|
|
|
|
選 択 科 目 |
|
|
|
|
|
実験・ 演習科目 |
必 修 |
|
|
|
|
選 択 |
|
|
|||
物理学科関連科目 |
|
ここでは、学生定員が20名なので、高校の時の約半分の人数で教育を受けることができます。教員と学生の距離が近いので、物理を学ぶ上での質問のみならず、教員の物理観や経験等、いろいろな情報を聞き出すことが出来ます。さらに各学年には担当教員がつくので、大学生活全般について相談することができます。
物理学科では、講義等で学習した内容を学生自身が実際に実験により実証・確認する事を重視しています。この為、2年後期に学生実験が始まります。2年次は、実験誤差の取り扱いの後、オシロスコープ・電源回路、力学、電位差計・等電位線、光の屈折、減衰振動、熱電対など、それまでに学んだ物理現象を体現するための実験を、そして、続く3年次は、その応用として、超伝導、コンプトン散乱、X線回折、プランク定数、電気伝導といった最先端研究に不可欠な基礎的実験手段の習得を目指した実習を行い、実証論的なものの考え方を養います。
物理学科では学部4年生になると学生がそれぞれ希望する教員の研究室に所属しより専門的な研究に携わります。これを特別研究と呼びます。理論系の研究室は6つあり、素粒子、宇宙論、統計・数理物理、表面物性、量子情報・非平衡統計力学、ソフトマター物理といった幅広い研究分野をカバーしています。 理論系の研究室では、4年生の前半は主に専門書や論文を輪講し、後半は各自の研究テーマについて数値シミュレーションや解析的手法で独自の研究を推進します。また、実験研究室は4つあり、磁性・超伝導を含む強相関電子系やスピントロニックスの研究、素粒子実験などの研究が行われています。また、実験系の研究室では、大学を飛び出して日本原子力研究開発機構の中性 子散乱実験施設など、各種大型実験研究施設での実習を行うこともあります。 理論系・実験系共、テーマに関連する英語論文の読解、頭脳をフル回転させる考察、そして指導教員との議論を経てまとめの卒業研究発表をする2月頃にはみんな研究者のタマゴになっています。各研究室の研究内容の詳細やその様子をより具体的に知りたい方は、是非、各研究室のHPをご覧になったり、それぞれの教員に連絡をとってみてください。