教育と研究のサポート
2016年5月25日更新
教育・研究のサポート体制
学部ならびに大学院における学習・研究をサポートするため、さまざまな制度やプロジェクトがあります。
化学科(理学部) のサポート体制
- スーパーバイザー制度
化学科の特色ある制度で、学生一人一人にそれぞれスーパーバイザーと呼ばれる担任教員が、毎年度の初めに決められます。学部生の皆さんが本学で快適に有意義に過ごしていくために教員がサポートします。授業履修に関する質問や相談、学習方法を含めた学生生活上の悩みなども気軽に相談してください。毎年春にスーパーバイザーとの顔合わせ(ミーティング)を行っています。
- 宮島直美奨学基金
化学科卒業生の宮島直美博士を記念して、ご遺族からの寄付を基に平成22年度から創設されました。本学理学部化学科4年生、大学院博士前期課程理学専攻化学・生物化学コース1年生及び大学院博士後期課程理学専攻化学・生物化学領域に在学する者で、成績等顕著な者に対して、表彰されます。
- 優秀学生表彰制度、桜蔭会奨学金等
それぞれ学部2年次または3年次までの成績優秀者に対して、表彰されます。その他の奨学制度等についても、下記のホームページを参照してください。
http://www.ocha.ac.jp/campuslife/scholarship/list.html
化学・生物化学コース(大学院博士前期・後期課程) のサポート体制
研究教育設備の紹介
学生実験や卒業研究、大学院等で活用できる研究環境とさまざまな最新の設備があります。
安全・環境面に配慮した実験環境
最新鋭・最先端の実験設備
研究に必要な最先端の実験設備も共通機器センター、RI実験室等で完備しています。
- 化学科に関係する共通機器 (ここに紹介する他に、各研究室で保有している装置もあります)
- 核磁気共鳴測定装置(NMR)
600 MHz 2台、500 MHz、400 MHzがそれぞれ1台あります。また、固体NMRとして利用可能で幅広い用途での使用が可能です。化合物の構造解析によく用いられますが、分子の運動や分子間に働く相互作用についても調べることができます。
- 質量分析装置
複数の質量分析装置を保有しており、多様な測定に対応可能です。イオン源は、ESI、MALDI、FAB、EI、FI、DARTなど、検出器側も飛行時間型(TOF)四重極子型、イオントラップ型などの装置があります。さまざまな無機化合物、有機化合物、生体高分子の同定や構造解析に利用されています。
- 熱量測定装置
熱重量測定計(TG-DTA)左、示差走査熱量計(DSC)右
- 各種分光装置
紫外可視分光計
蛍光光度計
赤外分光計
レーザーラマン分光計
この他、赤外顕微鏡、円偏光二色性分光光度計、旋光度計などがあります。
- X線回折装置
単結晶X線構造解析装置
Mo線源、Cu線源2種類の装置があります
粉末X線回析装置
- その他の装置(相互作用解析・分離精製・表面分析・細胞解析など)>
分析用超遠心機
表面プラズモン共鳴(SPR)
走査型電子顕微鏡
生体分子自動精製装置 (FPLC)
フローサイトメーター
多角度光散乱検出器(右下)
電位差自動滴定装置
マイクロプレートリーダー
この他、走査型プローブ顕微鏡(SPM)、共焦点レーザー顕微鏡、蛍光顕微鏡、実験動物用MRIなどの装置があります。
セミナー・講演会の記録
化学科では、最先端の研究を行っている国内外の研究者による講演会やセミナーを行っています。
⇒ 化学科講演会の記録