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2024年4月1日更新
【 】は、学部教育担当分野を示します
研究分野 (クリックで各研究室へ) |
教員名 | 研究内容 |
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【物理化学分野】 | ||
レーザー分光 分子間相互作用 反応ダイナミクス |
宮﨑 充彦 准教授 | 分子の凝縮を支配する分子間相互作用や化学反応の反応機構を理解するために、分子クラスターと呼ばれる相互作用している分子だけを抜き出した分子集合体に様々なレーザー分光測定を適用し、1分子レベルでの精密観測を行っています。 |
固体物理化学 固体反応化学 機能材料化学 |
近松 彰 准教授 | 固体物質は原子や分子が凝集して出来ており、元素の組み合わせや構造の違いによって多彩な性質を示します。原子レベルで制御する結晶成長法に様々な化学反応を組み合わせて、新しい機能物性を持った固体物質を創出する研究を行っています。また、先端分析技術や理論計算を活用し、化学反応機構・物性発現機構を解明する研究にも取り組んでいます。 |
【無機化学分野】 | ||
ナノ材料化学 コロイド・界面化学 |
伊村 くらら 准教授 | 貴金属からなる機能性ナノ結晶は、触媒化学や生化学などの分野で応用が期待される重要な材料です。これらを次世代にむけてより有効に用いていくために、界面活性剤といったソフトマターとの動的な複合材料構築を中心とした研究を行っています。 |
錯体化学 超分子化学 生体機能関連化学 |
三宅 亮介 講師 | 金属錯体や生体物質を用いて、新しい機能分子をデザインして合成する研究を行っております。 新しい物質による機能展開だけでなく、その挙動を分子レベルで観察・理解することで、より精密な機能デザインの獲得にも挑戦しながら研究を進めていきます。 |
【分析化学分野】 | ||
電気分析化学 ナノ界面化学 自己組織化 |
近藤 敏啓 教授 | 電気化学反応(電極/溶液界面で起こる電子移動反応)を厳密に理解し、電池やセンサなどナノテクノロジーに応用するために、原子や機能性分子を規則的に配列させた界面を構築し、反応が起こっている『その場』で界面構造を高い空間・時間分解能で追跡しています。 |
非線形化学 | 森 義仁 教授 | 非平衡系において特徴的な化学現象として振動反応や空間濃度分布の形成があります。それらの現象の発現は定常状態の不安定化として理解され、実験通じてその不安的化を明らかにします。 |
理論化学 計算化学 溶液物理化学 |
黒木 菜保子 助教 | 機能性溶液の性質を理解するための分子シミュレーションを推進しています。溶液内のエネルギーや電子状態のゆらぎを可視化し、環境化学や生命科学を支える分子挙動の解明や新材料の開発を目指しています。 |
【有機化学分野】 | ||
有機構造化学 医薬化学 |
棚谷 綾 教授 | 分子の立体構造や動的挙動の制御は分子の物性や機能を発揮する上で重要な要素の1つです。アミド化合物を中心に、ユニークな立体化学的性質を持つ芳香族分子を創製し、超分子化学、材料化学や創薬化学への展開を行っています。 |
有機合成化学 立体選択的合成 有機フッ素化学 |
矢島 知子 教授 | ラジカル反応を基盤とした有機合成法の開発を行っています。含フッ素化合物の光ラジカル付加反応による合成法を開発し、この手法に基づく新規合成法の開発、含フッ素化合物の性質の解明から機能性材料としての応用までを一貫して行っています。 |
典型元素化学 構造有機化学 有機金属化学 |
桑原 拓也 講師 | 典型元素を導入した新奇π共役化合物の合成と性質解明を行っています。元素の個性を活かすことで、従来の炭化水素系π共役化合物にはみられない、新たな電子状態・特性をもつ機能性分子の創出を目指しています。 |
【生物化学分野】 | ||
糖鎖科学 細胞生化学 |
相川 京子 教授 | 糖鎖修飾によるタンパク質の生理活性調節や特性付与のしくみを調べています。固有の役割、普遍的な役割、多元性などについて分子レベルでの解明に挑むとともに、疾患の発症の理解や、創薬・医療技術の開発に関わる研究への展開もめざしています。 |
生命化学 (化学生物学・化学遺伝学) 医薬化学 |
大金 賢司 講師 | 新しい生物活性化合物の探索・創製やそれらのツール化により、生命現象の理解・制御をめざします。特に、タンパク質の恒常性を調節する少し変わった生物活性化合物や、脂質分子の新しい生理活性の研究を通して、遺伝性難病・希少疾病の治療薬候補の開発や、その背景にある分子メカニズムの解明に寄与したいと考えています。 |