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海外で活躍する卒業生

米田 敦子   〜国際化を進める北欧の大学〜

 私は博士課程修了後、博士研究員として旧通産省・生命研、英国Imperial College Londonに在籍した後、2007年にデンマーク・コペンハーゲン大医学部長Ulla M. Wewer教授の研究室に准教授として異動しました。本研究室は、BRIC (Biotech Research and Innovation Centre, http://www.bric.ku.dk)という癌研究を主とする大学のセンターにも属し、コペンハーゲン バイオセンターというビル内に位置します。コペンハーゲン大は国内一のサイズの総合大学で、キャンパスは市内に散在しています。英国ほどの国際性を感じませんが、外国人研究者招聘のための国家研究費が2007年より設立されました。北欧は税率の高さで有名ですが、外国人研究者税金優遇制度(3年)があります。設備された福祉、保健制度、労働環境を反映してか、Wewer医学部長を始めとする女性研究者、女子博士学生の割合の高さを感じます。ほとんどのデンマーク人が英語堪能であるため、日常生活にあまり支障はなく、学内の書類も今では英語版も配布され、大学院の授業も英語にかわりつつあり、国際化の進みを感じます。週一度のセミナーも、ヨーロッパ、北米から研究者を招待し、活発で幅広い情報交換が可能です。

 

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