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2024年10月12日更新
お茶大・生物学科では、総合型選抜(新フンボルト入試)、帰国子女・私費外国人留学生特別入試、前期日程入試、後期日程入試、3年次編入・社会人特別入試など、複数の入学試験を行っています。
→ 募集要項(新しいウインドウが開きます)
→ 全学受験生向けページ(新しいウインドウが開きます)
各入試の日程については、こちらのページでも順次公開していきます。
生物学では、多種・多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考える柔軟な思考力とそれを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーをもつ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より豊かな知の財産を築ける人に育つことを期待しています。
総合型選抜(新フンボルト入試)では特に、“生き物”の謎に対する探究心を重視し、生物学のさまざまな領域において高い問題意識をもって、積極的かつ行動的に自ら探究した経験を評価します。また、自然科学を広く学習して、科学的な基礎知識や考え方を備えていることも評価します。
以下の2種類の選抜方式から1つを選んでください。
・プレゼミナール(9月)
セミナーでは実験実習を中心にした講座を開催します。
研究発表を目指す人、純粋に研究をしたい人に向けて、次のイベントをセミナー後の時間帯に開催します。
・大学院生 研究ポスター発表
・自主研究相談会(高校2年生以下の本学生物学科受験に興味のある方限定)
研究ポスター発表では、生物学科の大学院生が最新の研究成果を発表します。研究のまとめ方の参考になります。また、研究の進め方などについて大学院生と自由に話すことができます。相談会では、自主研究の課題の選定や研究の進め方などについて大学教員が相談にのります。
→ 2023度のイベント情報(新しいウインドウが開きます) ※ 2024年度の情報は決定次第、こちらでも共有します。
多様な領域を含む生物学を学ぶには、多彩な才能の持ち主を期待します。第1次選考合格者に対し、論述試験と面接(口述試験を含む)を課します。論述試験では、生物学を中心とした科学の基礎知識、科学的文章の読解力、論理的表現力を判定します。面接では、面接担当教員との質疑応答を通して、自らの生物学の知識と考え方、社会に向き合う態度、将来への明確な展望、思考能力、個性や才能等、さらに、これらを面接担当教員に的確に伝える能力を重視します。外国における学校生活から学んだこと、それを本学入学後にどう活かそうと考えているのかが重視されます。
合格判定は、出願書類と第二次選考の成績を総合して行います。
生物学の知識を羅列的な暗記ではなく生き物を理解するパーツとして捉えていることを期待しますが、生物学には知識より重要なものがあると我々は考えています。論理的に考え、ものごとを正確に理解して説明できる能力を、生き物を材料として育むのが生物学と考えます。そこで生物の試験では、論理によって知見をつなぎあわせて相互関係や全体像を捉える能力や、実験結果から生命活動のしくみを読み解く能力、逆に実験計画を立てる能力などを重視します。また生物学は化学・物理学・数学・情報科学を含んだ総合的な分野ですので、化学または物理(選択)と数学の試験を課しています。また、学年が上がるにつれて英語の文献や本を読んだり、英語で研究成果を発表したりする機会が増えます。そのため、英語の試験を課しています。
合計 900点
大学入学共通テスト及び本学の個別学力検査(口述試験を含む面接)を課しています。
大学入学共通テストでは、科学に関する幅広い知識と考え方を身につけているかを判断するために、理科に重点を置きます。口述試験を含む面接では、生命現象をさまざまな視点から解析する柔軟かつ論理的な思考力、問題提示及び問題解決能力を備えているかどうかを見るとともに、面接担当教員との質疑応答 を通して総合的な思考力を判断します。それと同時に生物学を学ぶ意欲も重視します。
配点内容については、大学の公式の募集要項をご確認ください。
生物学では、多種・多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考える柔軟な思考力とそれを支える幅広い基礎知識と経験が必要です。 したがって、理系文系を問わず幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。そのうえで、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲をもつ人材を希望します。そして、“生き物”に関する理解と関心を深め、人類子孫に、より豊かな知の遺産を残せる人材として成長することを期待しています。
生物学の筆記試験はお茶の水女子大学理学部生物学科1年生が学習した内容と難易度を目安に作題しています。合格判定は、出願書類を参考にし、提出されたTOEICまたはTOEFLの点数から換算した英語の点数、生物学の筆記試験及び口述試験の点数の合計点で行っています。
また、大学既卒社会人の受験を歓迎します。新しく生物学を学ぶことで学際的な思考を得たい、違う分野から生物学に転身したい、最新の生物学を学び直したい、という卒業後の社会活動を通じて高められた生物学を学ぶ意欲も尊重します。
先輩には、大学で文系の学士を修了し映像制作の職を経てから3年次編入で生物学科に入学し、大学院に進学し博士号を取得した方もいます。
・社会人3年次編入体験記(新しいウインドウが開きます)